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この度、「vds」は、独立行政法人情報処理推進機構( IPA )が主催する「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008」( SPOTY2008 )を受賞しました。

プレスリリースはこちら→http://www.ipa.go.jp/software/oftheyear/press/20081009.html

【「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008」について】
「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」は、独立行政法人情報処理推進機構( IPA )が、国内で流通しているソフトウェア・プロダクトの中から、ソフトウェアの開発意欲を高め、良質なソフトウェア製品の供給の充実及び市場の拡大を促進することを目的とした、優れたソフトウェア・プロダクトを表彰する制度です。平成元年(1989年)に創設され、今年で20回目を迎えます。
対象分野は、「産業・企業・行政」、「家庭・個人」、「安心・安全」、「システム・基盤」の4分野で、優れたソフトウェア・プロダクトが選定されるものです。「vds」は「安心・安全」分野で「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2008」を受賞しました。

【概要と選定理由~独立行政法人情報処理推進機構( IPA )様より~】

<選定プロダクト>

「Web合成音声配信システム vds (ボイス・デリバリ・システム)」

<概要と選定理由>

WebAPIで提供される合成音声システム。WebAPIで提供されるためOSに依存せず、出力はFlashを使用するため利用者の環境を選ばない。操作も容易にデザインされている。WebAPIとして提供することにより、高齢者、視聴障害者向けの音声読み上げだけでなく、外国人の日本語学習とともに、日本の観光情報を音声提供するといった新しい利用形態も生み出している。福祉団体、大学、TV局などでの導入実績を持つ。SDK(ソフトウェア開発キット)の購入が必要無く、無償版WebAPIの提供もあり、今後の利用拡大が期待される。SaaSをはじめ、ソリューションでの提供やOEMでの提供も準備中。
音声合成システムのユニバーサルデザイン化への社会貢献度の評価と、WebAPI、SaaSなどの提供形態による広がりの可能性に期待して、選定された。

【今後の展開】
今後も「vds」のより一層の発展と普及を目指します。

<海外への展開>

「vds」は、SAPI5.1基準の音声合成エンジンさえあれば、海外の合成音声エンジンを利用できます。現在わかっている範囲だけでも32ヶ国語の音声合成エンジンが利用できるため、Webアクセシビリティがほぼ義務化されている海外においては、利用ニーズがあると考えています。

<観光立国日本を推進>

日本語は読めないが聞く事で理解ができる日本国内在住の外国人や翻訳システムなどとの連動により、日本の文化、情景、など観光情報を海外に発信するための多言語に対応した音声情報を配信ソリューションをご提案してまいります。

<家電品や携帯端末、ゲーム機器への展開>

より便利な社会を創造するため、音声合成機能を持たない電子機器でもネットワークにつながることで、「vds」により音声合成を利用することができるようになります。家電品や携帯端末、ゲーム機器などでも使えるものとなるよう、今後も開発を継続してまいります。

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